不忍池のほとりで
仲よしユリカモメの皆さんです (^-^ )


ちょっとアンタ、そこはオレが見つけた杭だぜ。
関係ねぇよ、早いもん勝ちだい。
んだぁ コノヤロ〜!
ふん、文句あるんならかかって来やがれ!
ギャーギャー‥ (笑)


どうだ、参ったか。オレ様と張合おうなんざ100年早ぇんだっつーの!
わ〜ん、お母さ〜〜ん (涙)

あれから何度も行こうと思ったのに、電車に乗れば20分余りで着いちゃう上野だというのに
気がつけば あなたの横に たれぱんだ
‥じゃなかった、もう14年もご無沙汰だ。今年の秋こそきっと逢い行くから、待っててね。
恩賜上野動物園に初めてジャイアント・パンダ来た翌年辺り、母に頼んで見物に連れて行ってもらった。私が自分の意思で動物園に行ったのは、多分それが最初で最後だったと思う。厳密にはその後水族館をいくつか訪ねる機会はあったが、それ等はただ「勝手に連行された」だけで、しかも大抵酔っ払っていたからほとんど記憶がない (笑)

人間の家でさえエアコンの普及率がそれほど高くなかったあの時代、屋根付き、ガラス張り、空調設備完備!という前代未聞の獣舎は園内で完全に浮いた存在だったと言っても過言でなく、まだ小学生だった私の目にも極めて奇異なものに映った。
「パンダばっかり不公平だなぁ‥」
でも、日本と中国の関係が不自然なまでの友好ムードに包まれていたあの当時、親善大使としてやって来た Kang Kang & Lan Lan に対する破格の厚遇は至極当然な措置だったと思われる。大切な賓客を慣れない島国の外気に不用意に晒し、その結果万が一にも死なせるような事になったならば‥
園長は切腹、飼育担当者は遠島!
まさかね (^^;
でも、いかにもそれっぽい空気がガラス越しに伝わって来そうではあった。もっとも、当のパンダ達が友好国のそうした配慮に感激している様子は微塵も感じられなかった(当たり前か)。私が行った時には両名とも気持ちよくお昼寝中で、最後までピクリとも動かず終い。少しムカついたのを憶えている。

あれから三十余年、かつて日本人が訪れる所ことごとく 『熱烈歓迎』 の歓呼が渦巻いた彼の国の豹変ぶりには呆れるばかりだ。満面の笑みを湛えて日の丸の小旗を振っていた皆さんは、全員収容所に送られてしまったのかしらん (笑)
それはともかく、日中外交史の一頁を華やかに飾った上野の山の豪奢なパンダ舎は、今も変わらずに存在しているようだ。私が動物園のゲートをくぐることは多分二度とないと思うが、あれだけはもう一度見ておいてもいいかなという気もする。
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